ネタバレ【ニセカレ(仮)】2巻 6話 無料で読む方法

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ニセカレ(仮)1話のネタバレはこちら


ニセカレ(仮)6話「本音(仮)」ネタバレ

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泣きながら「佐久間のことが…好きになっちゃったの」と告白した七海。
佐久間は七海を抱きしめ「やっと…言ったな」と頬を染めた。

七海に口づける佐久間。
「待…っ」
戸惑う七海は言葉を発しようとするが、深く舌を入れられて話せない。

七海は息を切らしながら佐久間をぐいっと押しのけた。
「…っもう。また…そうやって。私は真剣に言ったのに…っ。
いつもみたいにしないでよ」
「バカ。死ぬほど嬉しいんだから、キスぐらいさせろよ」
「………え」
七海は目を見開く。
「………困らないの………?」
「あ? 困るわけないだろ。好きな女に涙いっぱいにして好きって言われたら、理性なんかぶっとぶよ」
「……………え? すき? …な、オンナって」
佐久間は七海を指差す。
「そう、オマエ」
「う、嘘だ!!」
「はァ?」
「だって!! 好きになられたら困るって言ってたじゃん!!」
「…ああ、あれは…」
佐久間のスマホが鳴る。
「…携帯…出たら?」
「…いや、いいから」
「あの言葉は…」
「もー出なよ! 打ち合わせとかあるんじゃないの?」
「……っ」
佐久間は七海を抱きしめる。
「あー…くそ! ちゃんと話したいのに」
そう言って電話に出る佐久間。
「はい! すみませんすぐ行きます」
「早ッ」
「七海! 俺を好きって言ったこと…もー撤回はナシだからな。
ちゃんと時間つくるから話そう。心配しなくていい。七海が不安に思うことじゃないから」
ドキンとして顔を赤らめる七海。
「だから待っとけよ。ハイ返事は」
「………う、うん…」
「よし」
佐久間はそう言うと軽くキスして微笑み、頬に口付けて「じゃあ行ってくる」と会議室を出た。
「……あ、頑張ってねっ」
「おう」

(本当に? 佐久間が私を… いつから? 謎。
あ゛~~恋愛ってこんなに難しかったっけ。
…………なんか、信じられないな…
早く…佐久間とちゃんと話したい)


翌日の昼、七海と黒木は手打ちうどんの店に来ている。
「昨日は飲みに行けなくてすみませんでしたっ」
「ほーお、お詫びに昼メシ奢るって言うから期待してたのに…うどんかよ。キサマ~~」
「そんな! おいしそうじゃないですかっ。手打ちですよっ。さぁ食べましょう」
「昨日はあれだな。バタバタと佐久間がおまえ連れ出して、ドラマみたいだったな」
「…………ハハ」
「…にしてもおまえって面食いなんだな。社内一モテる男つかみやがって」
「違…っ///」
七海はうどんを喉に詰まらせる。
「佐久間は外見だけじゃないんですよっ。気配り上手で困ってる人は助けますし!
私も見習ってるんですから」
黒木は目を細めた。
「うわーノロケか」
「はっそんなんじゃ!!///」

店を出る2人。
「結構うまかったな。ごちそーさん。よし会社戻って打ち合わせだ」
「…はい」
通りかかったタクシーを七海が止める。
「ちょうどよかった!」
「……? 内田!?」
「さ! 黒木さん、乗ってください!」
七海は黒木をタクシーに押し込んだ。
「ちょ…! 何すんだ」
「自宅は確か下町でしたよね? すみません下町まで。
黒木さん朝からずっと具合悪そうにしてましたよ。今日はもう帰られて休んでください」
「……え」
「これ! 薬です。さっきいろいろ買ってきたんで、使ってください」
「いやいや大げさな…」
「ダメです!」
「打ち合わせは私たちに任せて大丈夫です! だからバッチリ回復してくださいね」
七海は黒木の乗ったタクシーを見送った。

黒木はタクシーの中で七海に渡された袋を覘く。
「…マジか。…ああ、だからうどん………ね」

七海は気合いを入れた。
「さて、戻って打ち合わせ!」
佐久間からのメッセージがスマホに届く。
【今夜だったら時間とれそう 七海は?】
「えー嘘…今日はもう黒木さんいないし、絶対に残業だもんなー」
七海は【今日はたぶん無理そう…! ごめんね】と返信する。
ため息をつき「………早く、話したいな」とつぶやく。
(すごくもどかしい)


翌日、デスクでパソコンを操作する七海に黒木が声を掛けた。
「内田、昨日はありがとな」
「あ、もう大丈夫なんですか」
「少し熱あっただけだ。でも助かったよ」
「黒木さんは異動したばっかりなのにとばしすぎなんですよ」
「おまえ…言うようになったな。ナマイキな」

部長が社員達に呼び掛ける。
「みんなー今日は竹香苑のレセプションパーティだからねー。早めに仕事きり上げてね」
(あ、佐久間いる…!)
七海は電話中の佐久間の後ろ姿を見つめた。

「あ! 奈身ちゃん! 佐久間と同じチームだよね」
同僚の女性に走り寄る七海。
「ん? そうだよー」
「佐久間ってさ、別の案件抱えてたりする?」
「あ! さっき町おこしイベントの人たちから連絡きてたけど…依頼でもきたのかな」
「そっか…」
(確か前…低予算でやろうって親身にやってたような…)
「うふ♡ やっぱり彼氏が気になる?」
「やっ別にっ///」
「また随時教えてあげるね。ウフフ♡」


「そろそろ行くよー」
夕方になり、部長が皆に声を掛けた。
「あ! 佐久間! あなた先方に気に入られてたし、挨拶よろしくね」
部長の言葉を硬い表情で聞く佐久間。
「…ちょっと今、別の件にかかってますが、顔出せるようにはしますんで」
「あら急いでね。よろしくー」
部長と佐久間の会話を聞いていた七海は部長に言う。
「…別に、いなくても大丈夫じゃないですか?」
「…え?」
「私もわりと専務には気に入られてましたよね!?」
「ええそうね」
「わー自分で言っちゃう」と黒木が冷やかした。
そんな七海を見つめる佐久間。
「次のイベントのこともお話したいですし、次は私あてに仕事の依頼がくるように頑張ります!」
そして七海は佐久間に向かって言う。
「だから佐久間は、むしろ来ないで!!」
部長は笑った。
「言うね~~まあ頑張って」
「はいっ」
黒木も笑って「彼氏よりも仕事かよ。がっついてんなー」とからかう。

佐久間は同僚に「彼氏にも容赦ないな。おまえ本当に好かれてんの?」と笑われ 「……………ほんとにね」と返した。

退社しようとする七海を佐久間が追い掛ける。
「七海!」
「あ、佐久間さっきは」
「これ、渡しとく」
「…え」
佐久間は七海の手を取った。
「俺んちの鍵」
驚く七海。
「俺もなるべく早く帰ってくるから。先に家入ってて。絶対」
佐久間はバタバタとその場を去る。
「…あ、佐久…っ」


佐久間の家に上がった七海。
(レセプションは無事終わってよかったけど、落ちつかない…
今日…やっぱりあんな言い方よくなかったかな。
ゲンメツされてたらどうしよう)
不安でうろうろと部屋の中を歩き回る。

部屋のチャイムが鳴り、七海は慌てて玄関を開ける。
「っお、おかえり…イタタ」
「おいなんかスゲェ音してたぞ」
「はは。自分の足につまずいて転んじゃって…」
「ったく、ドジすぎ」
佐久間は七海を抱え上げた。
「ちょ…佐久間。別に平気…」
「いいから。つかまってろ」
七海は佐久間に抱き着いて言う。
「…佐久間。今日会社でイヤな言い方して………ごめんね」
佐久間は七海をベッドの上に下ろした。
「わかってるよ。前もそうだったし」
「…え」
青くなる七海。
「前にも私、何かしたの!? なんかゴメン…!」
佐久間は笑顔で七海の頭をなでる。
「いや、悪い意味じゃなくてさ。1年ぐらい前かな。七海って俺のこと敵視して、やたらと張り合ってきてたよな」

『佐久間にゃ負けん!!』
『ハイハイ』

『佐久間って要領よすぎて腹立つ』
『ハイハイ』

「変な女だなーぐらいにしか思ってなかったけど」
「変な女って、何それひどくない?」
「まー聞けって。俺、その時さ、町おこしのイベント案件があってね。
小さなイベントだけど、町内の人たちもはりきっててさ。
でも急に予算の都合で、大幅にプランの変更しなくちゃならなくて。
事情を知った周りのみんなが俺を手伝おうとしてくれた。
でも俺は、それが煩わしかった。
町の人たちのことを思って、ひとりでじっくり考えたかった。
その時、七海がさ、いつもの調子で」

『みんな佐久間に構いすぎだって。
このくらい佐久間ひとりでやれるでしょ。デキる子なんだしー。
むしろ私のほうがヤバいの!! この企画書の意見聞かせて! 一杯奢るから! みんな集合~~』
『サク大丈夫? うちら必要なら言ってね?』
『いーのか佐久間』
『大丈夫ですよ』

「気付いたら俺ひとりになっててビックリだよ。おかげで集中できた」
「あー…そんなこともあったような」
「最初は偶然かと思ったけど、そういうことが何回かあってさ。
俺をよく見てるからだろうし、七海は俺のこと好きなのかなって思った」
「え、イケメンの自惚れってすごいね!」
「悪かったな。違ったよな。けど実際モテるからな。そういうことよくあるからっ。
悪い気はしなかったし、お礼も兼ねて食事に誘ったら」

『いや…いい!!』

「バッサリひと言。いやーありゃ傷ついたなー」
「はは。スンマセン…」
「でもあのあとさ」

『佐久間って人当たりよすぎだよね。たまには本音言わないと疲れそう。
ま、私には関係ないけど』
『じゃあこれからは内田さんにだけは正直でいようかな』
『え、別にいい。…っていうか目が笑ってないって』

七海の腰を抱き寄せる佐久間。
「それからずっと俺は、七海に夢中」
佐久間は七海の額に自身の額を当てて溜息をついた。
「…なのにおまえときたら、俺のことは眼中にないし、挙げ句みんなに一生独身宣言してるしさ。
…だから、最終手段に出た。
ニセの提案して、身体からでも繋げて、なんとしてでも俺を意識させたかった」
七海はぽろぽろと涙を流す。
「何よーそれ…っ。好きになられたら困るって言ったくせに~~~。だから私…っ」
「……いや、まあそれは、かけひきっつーか…
ああでも言わないと七海は絶対気を許さないと思って。
必死だったんだよ。悪かったな」
佐久間は七海の涙を拭った。
「でも…よかった。好きになってくれた…」
と言って佐久間は七海を抱きしめる。
ドキンとする七海。
「俺も、七海が好きだ」
2人は見つめ合ってキスをする。

片手でブラのホックを外し、七海の胸に舌を這わせる佐久間。
「…私っ。心臓が…おいつかな…っ」
「…悪い。ちょっと…我慢ができそうにない」
七海の上半身を裸にした佐久間は、乳首を吸いながらスカートの中に手を入れた。
「早く…全部、俺のもんにしたい」

(何度も身体を重ねてたのに、緊張する)
「…っ。っんぅ」
「コラ。何声我慢してんだよ。きかせろ」
「…っだって」
佐久間は七海の頬に口づけ、耳を舐める。
「…私…っヘンになってない…?」
「ん? なんで。可愛いけど…?」
「なんかもう…幸せすぎて…っ」
(嬉しくて…たまらない)
「……っ」
目尻を染める佐久間。
「おっ…まえ、歯止めきかなくなるようなことを…寝かせてやんねーぞ」

(ああ、よかった。私、また恋ができた)


ニセカレ(仮)6話「本音(仮)」感想

納得いかないです……
佐久間って何度も俺は七海に嘘を言ったことは1度もない」って言ってたんですよね。
なのに「好きになられると困る」という大嘘が、大した波乱もなくスルーされてしまいました。
嘘をついていた理由が明らかになったとはいえ、これフラグですよね!?
1番大事な所で嘘をついていたのだから『七海が佐久間を好きになってしまう→困らせない様に佐久間から離れる→黒木さんとつき合う』くらいの流れがないと作品として成立しないと思います。
そもそも、作品としての整合性を図るには「好きになられると困る」と「俺は七海に嘘を言ったことは1度もない」はどちらか片方しか使えない台詞ですよね……

タイトルに(仮)と付いている時点で、ゆくゆくはマジカレになるんだろうという事はみんな分かっていますし、そこまでの過程を楽しむ話だと思っていたので、物足りない感が増します。


あと、黒木さんが全然具合悪そうに見えなかったw
具合が悪そうに見える絵(=伏線)が1つもないんです。
暗黙のルールに反していて、不粋だなと感じます。
1コマ加えればいいのになぁ。
伏線が上手い作品だと読んでいて気持ち良いので、巻数も伸びるんですけどね……


七海のおっぱいが綺麗なところは好ましいです。
少女漫画って女子の共感を得る為に、あえてヒロインを貧乳に描いたりするらしいですが、それって本当に需要はあるのかなと思っています。
貧乳コンプレックス系の話なら別ですが、女子だって見るなら綺麗なおっぱいが良くないかな??
男性誌に出て来る様なぶよぶよした感じの巨乳は「なんかグロ」って思いますが、だからと言って貧乳が良い訳じゃないんですよ……


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