ネタバレ【暁のヨナ】30巻(170話~175話)

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第170話「最前線」
第171話「逢いたい」
第172話「起死回生」
第173話「返してもらう」
第174話「すぐそこに」
第175話「夢で何度も呼んでいた」


これまでの流れ
1~8巻ヨナが城から逃げて四龍集め編
9~13巻テジュンと火の部族編
14~16巻麻薬と水の部族編
17巻金州編
18巻ゼノの過去編
19~21巻ヨナとリリの拉致、斉国編
22~26巻四龍が捕らわれ、ヨナが戦回避に奔走する真国編 
27~29巻捕らわれたヨナ・ジェハ・ゼノ・ユンを奪還に行く戒帝国 千州編



【暁のヨナ】30巻(170話~175話)ネタバレ


千州軍との戦いは、序盤ジェハの活躍でジュド将軍騎兵隊に遅れがあったものの、ハクによるスウォン譲りの対抗策で盛り返し、高華国は徐々に優勢に転じていった。

だがこの戦況で、千州軍総指揮官トゥーリ族の王イン・クエルボは静かに笑った。
「ついに現れたな雷獣…!」

クエルボが前戦に出て、トゥーリ族の兵士達の士気は上がる。


ジェハとキジャは戦うが、シンアはゼノに手を出そうとしない。
ゼノは、ボウズと娘さんが人質に取られて命令に逆らえない、斬りたくないなら殴れと言うが、シンアは「絶対嫌だ」と言う。


千州千都セントリ・ハザラの城ではヨナが脱出の方法を考えていた。
そこへクエルボの妻ユーランが食事を持って来る。
ヨナが「捕虜にとても丁寧にするのね」と言うと、ユーランはトゥーリ族の戦女神は王の次に尊い方だと説明し「それにトゥーリ族で第1の妻が第2の妻の世話をするのは習わしですから」と言う。

驚くヨナに、クエルボ様のお傍でお休みになられたでしょうと言うユーラン。
ヨナは逃げないよう見張られていただけだと誤解を解き、戦女神になど死んでもならないと言明した。
ユーランが、ヨナとクエルボの会話や様子をずっと見聞きしていたのだという事に気付き、クエルボを尊重し深く愛しているのだと思うヨナ。


戦場で戦い続けるハクは、敵兵に化け物と恐れられる。
そこへクエルボが現れるが、目がかすみ痛みも何もかも分からなくなったハクは、テジュンに「総大将だ!」と声を掛けられても反応しない。
だがクエルボが「聞くが、ヨナはてめぇの女か?」と言うと、ハクは「は? いきなり目ェ覚める大間違いかましてんなよ。クソが!!!」と大声で返した。

「四龍とあの女は俺が貰う」と言ったクエルボを、ハクは大刀で叩き斬る。
クエルボは飛び上がって避けたが、乗っていた馬車は粉々になった。

ハクが再び大刀を振り下ろし、クエルボはそれを剣で受ける。
「仲間と姫さんはどこだ?」と聞くハクから距離を取ったクエルボは、姫さんと呼ぶのを聞いて、ヨナに『姫さんって呼ばないで』と言われたのを思い出し「あの女は俺が姫さんと呼んだら、呼ぶなと拒否した。何故だ?」と問う。
ハクは「俺に分かるわけねーだろーが!!」とキレる。
ピンときたクエルボは、あの女はこのハクって奴に惚れているのだと確信するが、この男はちょっと阿呆かもしれんと思う。


雷獣の首を手土産にすれば、ヨナも高華国への未練が消えていいだろうと笑うクエルボ。
ハクは大刀を振ってクエルボの剣をし折り「気安く呼ぶんじゃねぇよ」言った。
「姫さんって呼ぶなっつったのは、あの女なんだがな!」と剣を投げ捨てるクエルボに、納得はするハク。
クエルボが「名前で呼んで♡ っつーおねだりなんじゃねぇの」と言うと「姫さんの好みは綺麗系の男なんだよ」と返し、激しく交戦しながら言い合う。

貧血でぐらついたハクに、クエルボは剣を振り上げるが、ハクの眼光に串刺しになる自分を想像しすくみ上がって飛び退いた。

クエルボの元に、左右の騎兵隊が崩壊寸前で、この中央歩兵隊に騎兵が向かって来ると伝令が入る。
クエルボは「全軍退却!! 四龍も回収しろ」と命令するが、「逃がすかよ」とハクがトゥーリ族の兵士達を切り倒す。
火の部族の兵士達も「四龍を返せ!!」「赤い髪の姫を返せ!!」と続き、ハクがクエルボを斬った。
深手を負っているハクもそのまま倒れ、馬車に乗せられたクエルボは退却した。


ジェハとゼノにも退却が指示され、ユンに刀を突き付けた兵士が、四龍全員、馬車に乗れと脅す。
シンアが青龍の目でユンを人質に取っていた兵士を倒し、ユンはその隙に兵士から逃れた。
キジャが、ユンの代わりに自分ととシンアが行く事をトゥーリ族の兵に了解させ、「ハクが独りで闘っている。怪我をしていたら診てやってくれ」とユンに言い、全員で抱き合う。

ハクの所へ走ったユンは、ハクに「姫さんは…無事か?」と尋ねられ「無事だよ! ゴビ神官に蹴り入れてたもん!」と言い、ハクは吹き出す。
ハクは「お前が帰ってきて良かった」と言うと意識を失った。


千都リ・ハザラの城では、王の部屋を訪れたゴビ神官がユーランに、私がヨナ姫を連れ去り王と引き離せば、あなたが捨てられ嫉妬の炎に焼かれる事はないとそそのかす。
だがユーランは、ゴビ神官に水を掛け「私の感情などクエルボ様の行く道には何の関わりもない」と拒絶した。
「交渉決裂…」と言ったゴビの後ろに、顔を布で覆い真国の服を着た男が3人現れる。
ゴビは、あなたを切り刻んででも今1度、奇跡の龍神を見たいと言い、ヨナに手を伸ばすが、ヨナの肩にいたぷっきゅーがゴビの顔に張り付く。
隙が出来たところで手下の1人に飛び蹴りしたヨナ。
ユーランが激辛の香辛料をゴビ達にぶちまけて2人は逃げ出したが、両足が鎖でつながれているヨナは走れない。
助けを求めようとしたクエルボの兵は殺されており、落ちていた剣を拾ったヨナは、追ってきたゴビの手下を斬りつけた。
ヨナは、最強の人が与えてくれた力がこの手にあるんだからと自分を奮い立たせる。
弓を拾い、回廊から屋根に飛び降りたヨナは、追って来た手下に矢を放った。


千都の城下町にクエルボの乗った馬車が戻り、四龍も連れて来られた。
これからハクと戦う事を覚悟する四龍達。
馬車の横を歩く千州軍の兵士にジェハが声を掛けると、扮装したアルギラとヴォルドである事が分かり、ハクに頼まれて助けに来たと言われて、ジェハとキジャは感涙する。

ジェハはアルギラと入れ替わりハザラに会いに行く。
ジェハが「高華国の王はお怒りだ」「千都を火の海に沈める」と言うと、ハザラはイン・クエルボに脅されて民と千州を守る為に必死だったと焦る。
ジェハは、降伏を受け入れれば四龍が都を守ると約束した。

籠城し長期戦に持ち込もうとしていたクエルボは、千都の門に白旗が上がったと聞き、ハザラの裏切りに愕然とする。

旗を上げ終えたジェハ達は、門を破ろうとしていた高華国の兵士達に、今からこの門を開けるが、民や無抵抗の兵に害を成すなら僕らが阻止すると告げた。
兵士達は「千州軍の手先となったのか⁉」と反発するが、ジェハが「大切な人が囚われているんだ。そこは僕らも譲れない」と言うと、火の部族の兵士達は「ヨナ姫が…」と察する。

馬に乗ったハクが現れ「その話、俺も参加していいか」と言うと、火の部族の兵士達は口々に「ハク隊長」と声を掛け、ハクの無事を喜んだ。

ハクが無抵抗の者には手を出さないでくれと言うと、火の部族の兵士達は「あなたの命に従います」と従順な態度を見せ、クエルボを捕らえヨナ姫を取り戻すのが戦の集結だとして、気合いの雄叫びを上げた。

ジュドは、この戦で英雄となり、まるで戦の総大将の様な雷獣を目の当たりにして、これ以上この者達の存在が大きくなれば高華国は分裂してしまうと恐れる。


クエルボは、城に立て籠もったトゥーリ族が敵と交戦中だと報告を受けた。
城が占拠されるのも時間の問題となり、クエルボは部下から、戦女神ティティア様が守って来た我がトゥーリ族の血を守らなければならないと言われ、撤退の決断を迫られる。


ハザラ城の城門に、キジャの手で投げ飛ばしてもらって乗り上がったハクは、ジェハと共に門の上の兵士達を倒す。
そこでトゥーリ族の撤退の合図の角笛が響き、敵は引いていったが、フラつくハクにも限界が迫っていた。


ヨナは足枷のせいで上手く歩けず、擦れた足首が出血する。
ユーランは木箱の中にヨナを隠しクエルボを探しに行くが、ヨナはクエルボがここに戻って来るだろうかと、クエルボを信じて疑わないユーランを心配した。

ゴビ神官とその手下2人に見つかったユーランは、ゴビから千州軍の敗北とトゥーリ族の撤退を知らされ、クエルボ様はあなたを見捨てたのだと言われる。
ゴビは、ヨナ姫を渡さないなら拷問すると言い、手下がユーランを捕らえようとすると、ヨナが手下を射抜いた。
「なぜ来たんですか…!」と怒るユーランに、ヨナは「あなたには生きて、ちゃんと彼と再会して欲しいから」と言う。
そしてヨナはゴビの手下に捕まった。


ヨナを探すハクは、歩き方のおかしい空の部族兵に気付き、後を追う。
建物の中に入ろうとした兵士に声を掛け、「どうした? 入ろうぜ。入口の鍵持ってんだろ」と言うハク。
答えない兵士に「それとも俺の大刀で斬られた傷で動けねぇのか? イン・クエルボ」と追い討ちをかけた。

ハクが「姫さんの居場所を教えろ」と言うと、クエルボは「…来い。ヨナは俺の部屋だ」と先導する。
「…おい、危害は加えてねえだろうな」と聞くハクに、クエルボは「格別に丁重に扱ったぜ。一緒に寝たし」と答えた。
背後から大刀を振り下ろし床を割るハク。
黒いオーラを纏うハクに「…別に何もしてねえよ。寝床を半分貸してやっただけだ」とクエルボは言う。


剣を持って走るユーランは、たとえ独りでもヨナ姫を守ると、前方から来る足音の主に襲い掛かった。
応戦しようとするハクを、クエルボが止める。
ユーランから、ヨナ姫がゴビ神官に連れ去られたと聞いたハクは、どっちへ行ったと聞き、走り出す。


ゴビの臭いがするというアルギラは外から城の奥まった方へ入って行き、ヴォルドがそれを追う。
アルギラが露台を見上げると、ゴビの手下に担いで運ばれるヨナを見付け「ヨにゃん!!」と呼ぶ。
ヨナが「アルギラ!!」と叫び、「あいつらにだけは捕まるわけにはいかん」と焦ったゴビが篝火かがりび台を倒して柵が燃え、柱をよじ登ったアルギラの行く手を炎が遮った。
ヨナに「皆で助けに来てるから。ハクにゃんもいるから! すぐそこに!」と声を掛けるが、ヨナを担いでいる男が投げた暗器が腕に刺さり、アルギラは落下する。
ヴォルドが投げた剣がヨナを担いでいる男の背に刺さるが、アルギラの腕を掴んだヴォルドは一緒に落下した。
ヨナは自由になったものの、足枷による痛みで立ち上がれない。

「四龍をお呼びなさい」と期待するゴビに、ヨナは四龍は飛んで来られないし、それが出来ても呼ばないと言い、意識を遠のかせる。
ヨナはハクの姿を思い、すぐそこにいるの? ハクに逢いたい、せめて声が出るうちにどうして言えなかったのと後悔する。
〝ハク、私ね、ハクに好きって言ってもらえて、とても、とても、とても…〟


炎の中ヨナを探しに来たハクは、ぷっきゅーの鳴き声で意識を失って倒れているヨナを見付け、足枷を見て怒りを露わにする。

ハクに抱き上げられたヨナは「ハク…すき…」と呟き、ハクは「え…」と放心した。


ハクに運ばれながらヨナは意識を取り戻し、「やっ…と、逢えた…」と涙ぐむ。
ハクはヨナを強く抱き、「生きててくれて…ありがとうございます。姫さん」と感極まった。

一旦ヨナを降ろしたハクは、ヨナの足枷の鎖を大刀で切る。
この足枷はクエルボが付けたのかと聞かれ、ヨナは頷く。
ハクが「…殺しとくんだった…さっきまでこの辺いたんだけど、もういねえだろうな」と言うと、「クエルボ来たの?」と喜ぶヨナ。
「…………………なんで、ちょっと嬉しそうなんです……?」と尋ねるハクに、ヨナは奥さんのユーランを迎えに来たのだと話す。
ハクは「…………………あのオッサンは、自分の妻とあんたを侍らせて寝ていたのか…?」と顔を歪めるが、「ううん。ユーランはいなかったけど」と首を振るヨナ。
「いなかった………………………」と言うハクに、「あ、大丈夫。私は捕虜として見張られてただけ」と気付くヨナ。
ハクは、表情見てると足枷以外に何かされた訳じゃなさそうだが、普通はどんな暴力を受けても不思議じゃないぞと考える。


ヨナを抱き上げて再び走り出したハクは、ぐらついて壁にもたれた。
座り込んだハクの酷い怪我と火傷に気付いたヨナは、水を探しに行く。
水瓶を見付け、柄杓ひしゃくを探すが見付からず、水を口に含んでハクの元に戻る。
暁のヨナ30巻ネタバレ175話ハクヨナキス.jpg
口移しで水を与えるヨナ。
我慢できなくなったハクはヨナの頭を掴み、自らヨナに口づけた。


煙が回って来て立ち上がったハクは、気配に気付き大刀を投げる。
大刀は、ゴビ神官の服ごと壁に刺さった。
そこへアルギラ達から場所を聞いたジェハが現れる。
ヨナが「他の皆は…無事なのよね?」と聞くと、ジェハは「勿論。帰ろう、高華国へ」と笑顔で答えた。


【暁のヨナ】30巻(170話~175話)感想

ネタバレはちょっと飛びましたが、ヨナがハクにキスする24巻と、ハクがヨナに告白する26巻は超おすすめなのでぜひ漫画で読んでみてください。
私はその2冊と30巻を何度も読み返しています。
全部買うのは躊躇われるという方でも買いですよ

あらすじを書く時は熱くならない様に気を付けるのですが、始め「辛抱堪らなくなって」と書いてしまい、換えました。
(ハクがヨナにキスするシーン)
あのシーン好き過ぎるんです。。。
特にハクの顔がね……いいんですよ。
ホント辛抱堪らんと言う感じでw
(たぶん舌も入れてた)

恋愛をテーマにしている作品だと、想い合っているのに進展しないとイライラしたりするんですが、この作品は恋愛メインではないので進展しなくてイライラするより、進展した時に激しく喜べるんですよねぇ。
チラリズムの様なきゅんきゅんが味わえます。


妻にする気の男に寝室に連れて行かれたのに何もされなかったとは、ヨナの色気のなさが役に立つ時が来ましたね!
まさかこんな形で役に立つとは思いもしませんでしたがw
一緒に寝るだけで済んで本当に良かった。
ハクも〝普通はどんな暴力を受けても不思議じゃない〟って考えていましたが、もちろん性的な方を心配していましたからね。
ハクの「犯されてないよね!?」って言いたいんだろうけどハッキリ言えない感じと、何を心配されているのか中々気付かないヨナのやり取りがいいですね。
色々考え過ぎてクエルボに嫉妬するハクもかわいいです。


ところで、ヨナって何で足枷の内側に布を入れなかったんですかね。
鉄の枷が足首にガシガシ当たったらそりゃ痛いでしょうよ……
丸1晩以上あったんだから、血が出る前に何とかしようよ……


クエルボは亡くなった戦女神の姉ティティアに心酔している訳ですが、亡くなった父ユホンに心酔するスウォンと似ていますよね。
仇を取る為に王になるという行動も同じですし。
それで思うのは、そんなにお父さん好きだった訳ではないヨナは、父の仇を取るという行動に出ないのも頷ける作りだなと。
ヨナが優しいとか心が広いとかの前に、クエルボやスウォンとは元々の熱量が全然違うんですよね。
ここまでの流れでそうなってはいますが、ヨナがスウォンに父の仇討ちをする事は今後もないだろうと思わされる話でした。


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